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2019. 10. 25  
決戦前夜である。

振り返るとルヴァンカップ(ナビスコカップ)はフロンターレにとって苦汁の歴史だ。

2000年決勝。
TVにほとんど映ることがなかったチームが全国中継で王者鹿島に挑んだ。
力の差は歴然で、このときはまさか鹿島と対等に戦える日が来るとは思わなかった。

2007年決勝。
青覇テープを買って意気揚々と国立競技場へ乗り込んだ。
(このときの青覇テープは2017年のリーグ優勝まで10年間、陽の目を見なかった)
絶好の晴れ舞台、勝てなかったが、これがまだこのときの実力と納得もできた。
安田理大の小馬鹿にした発言などもあって少々尾を引いたが、いつかタイトルを獲れたらいいなと初めて意識した。

2009年決勝。
どうしても外せない仕事が入ってしまい、妻一人を国立へ送り込み思いを託した。
もちろん仕事など全く手につかず、当時、携帯電話の小さなワンセグの画面を仕事の合間にちょいちょい覗き込み応援していた。
リーグ戦ではボコボコにしていたFC東京相手だったので勝てる気がしていたが、平山相太に決められ、いとも簡単に負けてしまった。

このときは、この後の閉会式での事件でフロンターレは全国から袋叩きにあった。
あまりに悲しい結末だった。

2017年決勝。
自分自身のことだが、前週まで入院していて、決勝当日も午前中に通院、急いで埼玉スタジアムへと向かった。
結果は記憶に新しいが、開始早々、杉本健勇に決められ、なすすべもなく敗退。
この年は正月に天皇杯で鹿島に負けていたこともあって、一生このチームはタイトルを獲れないんじゃないかとさえ思った。(からの、リーグ2連覇!)

そして、2019年10月26日である。
そろそろ優勝させてくれてもいいんじゃないか?

特にケンゴ。
ずっと辛酸をなめてきた。
この間、監督や選手は変わったけど彼だけはフロンターレ、そのものだった。
リーグ戦では調子を落としているし、脇坂の先発が濃厚だ。
しかしベンチにいてもチームを勝たせることができる選手だ。
甘いと言われるかもしれないが最後の10分でもピッチに立たせてあげたい。
これだけフロンターレ一筋で頑張ってきた選手だ。
気持ちよく聖杯を掲げさせてあげたい。

ここまできたらリーグ戦のもやもやも関係ない。
負傷が心配されたが小林が先発するかもしれないし、勝負強いダミアンかもしれない。
奈良が90分、ジェジエウが45分、練習試合をこなした。
でもCBの谷口のパートナーは山村かもしれないし車屋かもしれない。
GKは新井の座をソンリョンが虎視眈眈と狙っているだろう。
家長にはMVPの実力を見せつけて欲しいし、大島には異次元のプレーを期待せずにはいられない。
優勝請負人の阿部には技ありのシュートを決めて欲しい。
体調不良の守田は大丈夫だろうか。彼のポリバレントに頼る試合展開になるかもしれない。
登里もずいぶん長くフロンターレ一筋で一緒に戦ってきた。
田中は子供のころ見てきたであろう憧れのフロンターレ決勝のピッチに自分が立つことになるのだろう。

誰が出場してもいい。
応援するだけだ。

90分終わった時にチームとサポーターに笑顔があればよい。
この日のために今までの苦汁の歴史があったのだと思える、
終了のホイッスルとともにそんなことを感じられれば幸せである。

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